坐骨神経痛

寒い時期は特にご注意!!坐骨神経痛

最近当院では坐骨神経痛を訴える患者様が多くなってきています。
皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか?
腰からお尻、足にかけてしびれや重だるさ、痛みなど。

実際僕もこの時期は坐骨神経痛に悩まされています。

そこで今日は坐骨神経痛について少し細かく説明していきます。

まず坐骨神経痛ですが、これは症状であり、原因ではありません。

原因としては、

  1. ヘルニア
  2. 脊柱管狭窄症
  3. 腰椎すべり症、腰椎分離すべり症
  4. 梨状筋症候群

などがあげられます。

ヘルニアは、脊椎の間にある椎間板と呼ばれるクッションがあるのですが、その中心部にはゼリー状の髄核と呼ばれるものが存在します。これが椎間板を突き破って外に出てくることで神経を圧迫することを言います。

脊柱管狭窄症とは、脊柱の中には脊柱管と呼ばれる脊髄が通るトンネルがあります。ここが骨の変形や、靱帯の変性などで狭くなり、神経を圧迫してしまうことを言います。

腰椎すべり症、腰椎分離すべり症は、腰椎は5つの骨で構成されていますが、このどれかが前方に滑ってしまっている状態をいいます。

梨状筋症候群は、骨盤にある梨状筋と呼ばれる筋肉によって圧迫を受けている状態をいいます。坐骨神経は骨盤から出てくる際にこの梨状筋の下を通って出てきます。この際に何らかの原因で神経が圧迫されると痛みやしびれとなってでて来ることがあります。

坐骨神経は、靱帯の中でも最も太く長い神経で、腰から足にかけて(骨盤からでて枝分かれをして名前を変えながら)走っています。
太い神経なので、その分筋肉の硬さによって圧迫されやすいとも言えます。

強度のヘルニアや脊柱管狭窄症が原因の場合では手術が必要になる事もあります。

当院では、ストレッチや筋肉を緩めたり、鍼灸治療、姿勢改善などを行っていきます。
多くの場合は、これらの施術を行うことで症状の改善が見られます。
狭窄症で手術が必要と言われた患者様でも、手術を敬遠されている方はこういった施術を行うことで改善している例もあります。

どうしても気になる方はいつでもご相談下さい!!

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(2019年2月8日)


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