足の痛み、外脛骨

有痛性外脛骨

こんにちは!!

名谷まちの整体整骨院です!!

今回は、足首の内側の痛みで多い、「有痛性外脛骨」(ゆうつうせいがいけいこつ)についてお話ししていきます!!

まず、「有痛性外脛骨」って?

足には足根骨と呼ばれる骨の集まりがあり、その中の舟状骨という骨の内側に存在する過剰骨(普通にはない余分な骨)で、15~20%の人に認められます。多くは本来ないものがあるので骨の出っ張りがみられるだけですが、これに痛みを伴う場合を有痛性外脛骨といいます。

なぜ出っ張るのか?

舟状骨には、後脛骨筋という筋肉がついていて、その筋肉が緊張する事で骨が引っ張られます。後脛骨筋は、下腿後面の最も深い部分にある筋肉で、主に足首を下に曲げたり、内側に曲げる動作に関わってきます。日常生活では、つま先立ちをする動作に関係しており、スポーツではランニングやジャンプなど、あらゆる動きに関わっています。これらの動作の繰り返しによって、筋肉がついている部分が消耗してきて炎症を起こしているのです。

女子に多く、偏平足やハイアーチ(凹足)といわれる方に多く見られます。

本来ならば存在しない骨なので、骨の大きさだけ足首の内側が膨らみ、押すと痛みを伴います。靴を履いた時の圧迫や足首の動作で痛みが出るので、スポーツ活動などにも支障をきたしてしまいます。

来院された患者様の中には、歩くことすら痛みを伴う方もおられました。靴下の圧迫や靴の圧迫だけでも痛みが出るという状態で来られました。

当院では、微弱電流という電気治療を行って炎症を抑え、傷めている部分の回復を図ります、超音波治療で治癒を早める施術も一緒に行いました。また、足の筋肉のマッサージとストレッチはもちろんですが、体重のかかり方や姿勢もチェックし、足にかかっている余分な負担を取り除くように施術していきます。すぐにスポーツに復帰したいという方にはテーピングも行っています。

下腿部の筋肉と足底筋、母趾筋にアプローチして施術を行ったのですが、帰る頃には痛みがマシになり、次の日も楽に歩けたようです。

予防には普段から筋肉を柔らかくしておくためにストレッチが大切です!病院では「動かない様に!」とだけ言われ、シップと痛みどめの処方で終わる事も多いと聞ききました。痛みが出ないような環境作りをしていくことも重要ですね!

筋肉と関節の専門家のアドバイス、ストレッチやトレーニング法の指導も行っています!

どんな些細なことでもお気軽にご相談くださいね!

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(2018年4月1日)


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