前立腺炎について
こんにちは、まちの整体整骨院です。
ここ最近、腰や下腹部の痛みや不快感といったお困りごとはありませんか?
今回は、男性特有のお悩みになりますが、前立腺炎について説明していきます。
前立腺炎とは
会陰部とその周辺の機関(下腹部、鼠径部、大腿部)の痛みや不快感、残尿感、排尿時痛、頻尿等の症状が出ているものです。
分類
前立腺炎にも分類が4つほどありますが、今回は、大まかに細菌性と非細菌性の2つに分けます
細菌性は前立腺に細菌が感染して炎症がおこるもので、基本的には発熱が見られることが多いです。これに関しては病院に受診して抗菌薬等の薬物療法をお勧めです。
非細菌性のは慢性的で急性細菌性のものに比べたら、症状も比較的に軽いですが、何もしないでおくと長い間痛みが続いてしまいますので治療が必要です。
前立腺炎に対するツボ
前立腺炎の症状の緩和に役立つツボの紹介をしていきます。
- 会陰
位置:陰嚢と肛門の間にあるツボ、効果:前立腺の血流を促して、炎症の緩和や排尿障害の改善を図る
- 三陰交
位置:内くるぶしから上に指4本分当たりの骨の内側、泌尿器系、生殖器系の不調を改善して冷えやむくみの改善を図る
- 関元
位置:おへそから指4本分下、下腹部の冷えを改善して、前立腺や膀胱働きを助ける
- 腎兪
位置:腰の高さで指2本分外、陣の働きを高めて、排尿トラブルの改善を図る
セルフケアにお勧めなツボ
会陰
効果
- 前立腺に最も近いツボであり、直接刺激できる
- 骨盤内の気血の巡りを改善して炎症の軽減や排尿トラブルの緩和に役立つ
- 仙骨神経に作用して痛みや違和感を和らげる
刺激方法
- 指圧:人差し指や中指を使って、ゆっくりと5~10秒間押す(10回ほど)
- 温める:ホットタオルやカイロを使い、温熱刺激を加える
- 姿勢による刺激:テニスボールを使い、会陰部に軽く当てる
トレーニング
ケーゲル体操
- 排尿を途中で止めるときに使う骨盤底筋を収縮させる
- 5秒間締めて、5秒間緩めて、5秒間締めてを10回繰り返す
- 1日3回(朝、昼、晩)行うのが、ベスト
まとめ
会陰のツボは場所的に鍼灸施術ではアプローチしにくい場所ですので、セルフケアがとても重要です。
もしも前立腺炎にお困りの方は是非お試しください。
また、鍼灸施術も前立腺炎にとても効果的です。上記に挙げた経穴以外にも中髎穴という仙骨部にあるツボを用いることで前立腺への血流の促進を行うことで痛みの改善をしていき、お灸の治療を行うことで体の深部まで熱を与えて前立腺を収縮させることにより、排尿障害の改善を図ることができます。
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(2024年11月24日)
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