気候の変化と気候ごとの邪気について

こんにちは、まちの整体整骨院です。

12月ももう半分が終わり今年も終わりに近づいて来ましたね。

12月21日は冬至であり、一年で最も日の短い日だと言われています。暗くて寒い季節に風邪を引かないように厄除けとしてゆず風呂に浸かったり、かぼちゃや小豆を炊いたものを食べたりする習慣がありますね。

今回は、一年の気候の変化とそれによって起こりやすい身体の不調について説明していきます。

1年の気候変化は「風」「寒」「暑」「湿」「燥」「火」の6つに分類されます。これらを「6気」といいます。それぞれの気候は特定の季節に現れやすく、それらが過度になると「六邪」と呼ばれる邪気が身体に影響を及ぼします。

【風邪】

春に盛んになる邪気で、花粉や黄砂が体を刺激し、花粉症や皮膚のかぶれ、発疹などを引き起こすことがあります。

【寒邪】

冬や寒い日に増える邪気で、皮膚や呼吸器を通じて体に入り、寒けや手足の冷えを引き起こします。脾や胃に寒邪が入ると、下痢や吐き気などがみられます。

【暑邪】

夏にのみ現れる邪気で、高熱や多汗、渇きなどを引き起こします。多汗は水と気を消耗するため、倦怠感などの症状も現れやすくなります。

【湿邪】

梅雨や湿気の多い時期に現れる邪気で、体内に侵入すると経絡や臓腑が詰まり、下痢やむくみの原因となります。

【燥邪】

乾燥の強い邪気で、秋から冬にかけて現れます。肌や髪、口などの乾燥を引き起こし、肺が影響を受けると空咳や喉のイガイガ感が生じます。

【火邪】

激しい症状が急速に上半身に現れる邪気で、高熱や精神不安、水の消耗による脱水や出血を引き起こすことがあります。

〇春夏秋冬の季節ごとでも症状が異なります

【春】

春は「風」の季節で、風が身体に害を及ぼしやすい時期です。花粉症や黄砂、ほこりなどが身体を刺激し、症状を引き起こします。また、春は発散の時期とも考えられており、ダイエットにも最適です。

【夏】

夏は「暑」と「湿」の季節で、気温や湿度が高いため、熱中症に注意が必要です。汗とともに気も消耗するため、気虚となりやすく、夏バテが見られます。

【秋】

秋は「燥」の季節で、身体が乾燥しやすくなり、肺や皮膚に影響を及ぼします。空咳や、口や喉、肌の乾燥が気になる時期です。

【冬】

冬は「寒」の季節で、寒さが身体の熱を奪い、寒気や手足の冷えが起きやすくなります。体内の血や水の流れが滞り、痛みやこわばりが現れることもあります。

今は寒邪と燥邪が身体の中に入りやすく、空咳や喉のイガイガ感、下痢や吐き気が起こりやすくなってしまいます。

少しでも身体の不調を感じましたら、遠慮なくお問い合わせください。

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(2024年12月20日)

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