治る骨盤矯正と治らない骨盤矯正の違い
最近雑誌や街中でも、骨盤矯正の文字を目にすることが多くないですか?
特に女性では、産後の骨盤矯正でゆがみを整えたり、スタイル維持のために行っているといったこともあります。
しかし、この骨盤矯正はやり方を間違えてしまうと逆効果なんてこともあるんです。
では、どういったものがよくて、どういったものがダメなのかなんて自分では判断できないですよね。
そこで今日は、治らない骨盤矯正と治る骨盤矯正について詳しくご説明していきます!!
そもそも、骨盤とは象の耳のような形の腸骨が2つ、仙骨と呼ばれる骨の3つから構成されています。
この腸骨と仙骨が合わさった部分が仙腸関節と呼ばれてその部分のゆがみを整えていきます。
女性では妊娠中に出産をするための準備としてリラキシンというホルモンが分泌され、これが骨盤の関節を緩めてしまうため、普段の生活で荷重をかけたり、出産をすることによりゆがみとなって出てきます。このリラキシンは産道を広げて出産をスムーズに行うため、恥骨結合と呼ばれる部位を緩めます。よく妊婦さんで恥骨が痛くなったというのもこの影響です。
骨盤矯正を行う際に重要なのが、この関節部分がどういった構造をなしているのか、どのようなゆがみ方をしているのか、周りの筋肉のバランスはどうなのか、どのような力加減でどのポイントにどの方向に矯正していくかなど、施術を行う前にきちんと問診や触診、検査を行っていくことが必要です。
よく患者様から耳にするのですが、昔ボキボキ骨を鳴らす矯正に行ったことがある。
決してそれが悪いというわけではありませんが、きちんとした技術や知識のない人がこれを行うことによって逆に関節や筋肉、靱帯などを痛めてしまうことがあります。それどころか、肋骨が折れたなんてことも実際に患者様の体験としてお話してくれたことがありました。
ボキボキってどんな風にやるの?って思う方もいらっしゃるかもしれませんので実際に説明していきますね。
まずは、横向きに寝た状態で骨盤を捻ってボキッ。次に反対向きになり同じように骨盤を捻ってボキッ。
こんな感じで行うことがあります。
しかし、このやり方だと背骨の捻じれが出ている状態で行っているので、筋肉や靱帯の損傷を起こしてしまうことがあるかもしれません。それどころか、関節の方向に対して正確に行えていない場合があるので矯正自体も不十分になっていることがあります。
当院ではこのような矯正法ではなく、専用のベッドに寝ていただき矯正を行っていきます。
まず初めに、各種検査や姿勢分析を行いその人の姿勢の癖や骨盤の歪みがどのようになっているのか確認していきます。
それが終わると、ベッドに寝ていただき、筋肉のバランスを調節していくために手技療法を行い、左右の筋肉のバランスを整えていきます。
なぜ、筋肉を緩めるかというと、筋肉が硬いまま矯正を行えば固まった筋肉を無理に動かしてしまうことになり、矯正が不十分だったり、筋肉の損傷を起こしてしまうからです。
この筋肉の調整を行ってから実際にうつぶせになった状態で矯正を行っていきます。
体を捻ってボキッと鳴らす矯正ではないので負担もなく安心して受けていただけます。
このように矯正といってもきちんとした知識や技術がなければ逆に悪くなってしまうことがあるので、もし興味があるならば一度そのお店に連絡してどのような矯正を行っているのか確認してみるのも一つの手ですね。
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(2019年7月13日)