腰の痛み
ぎっくり腰
重い荷物を持ち上げようとした瞬間や腰を曲げた状態から伸ばす瞬間、またその反対の動作など比較的伸展と屈曲の動作でおこることが多い激痛を伴うものです。 中には歯を磨こうと歯ブラシを持った瞬間なんて言うケースまで存在したので必ずしも激しい動作や重いものを持った負担だけで起こるものではありません。 まったくと言っていいほどその場から動けなくなるものや腰が伸びなくなってしまったままの状態の方まで様々で軽い痛みから徐々にきつい痛みに変わることもあれば最初からきつい痛みとなる人もおられますが充分に腰を動かせなくなるもしくは動かせるが痛みを伴うなどの状態になることが多いです。
何故そんなことが突然起こってしまうのか?
腰は日々の身体の中心であることや骨格構造上の問題点により関節への負担だけでなくそれらを支える筋肉や動かす筋肉にも負担がかかり柔軟性がなくなってしまっていることが多いポイントです。筋肉がカチカチの硬さでそれが長い間続いている人はベッドの上で寝て頂いても筋肉が休まることを忘れたように硬く緊張したままであることもしばしばです。 この筋肉の過緊張状態であれば睡眠をとっている間もしっかり元のリフレッシュした状態に自力で戻ることは期待できません。 寝返りで少し違和感や起床時に起き上がる時に腰のあたりの動きの硬さを感じるようであれば赤信号です。お風呂で温もってゆっくりすれば何とかなる状態ではありませんので筋肉の直接的刺激による緊張緩和が必要です。 こんな状態が積もり積もって限界を超えることで突然起こってしまうのです。
治療法
急性に対する治療は筋肉の状態を改善する微弱電流と冷却療法、テーピングなどによる固定、周辺筋肉のマッサージ、骨盤矯正、超音波など(状況等により判断)
腰痛には様々な種類の腰痛があります。それを見極め施術しないことにはいくら筋肉を緩めたからといって一時的に痛みが緩和するしかありません。また、一人一人のライフスタイルも見極め原因を追究し施術することによって根本的に腰痛が起こる原因自体を無くしていきます。
下記の項目に該当していたら要注意
- 腰の曲げ伸ばしで痛みが出る
- いつも腰の同じ部分が痛くなる
- レントゲンやMRIで見てもらっても原因が不明