女性に人気の産後骨盤矯正、マタニティ整体とは?
出産前、産後こそ大切な姿勢分析
女性は妊娠・出産によって大きく姿勢が変化します。
姿勢の変化として、骨盤前傾の増強・腰椎の前弯増強・胸椎後弯の増強となったりします。
簡単に言うと、本来の背骨は緩やかなS字カーブですが、このカーブがきつくなります。
骨盤は本来約35度おなか側に傾いています。これが妊娠により本来の角度以上に傾くことにより腰の前弯が強くなってしまいます。
そうなると、筋肉や関節への負担が大きくなり、腰に痛みが出やすくなります。
そしてもう一つが、妊娠中期になるとおなかが徐々に張ってきます。
そうすると背筋を伸ばしてたくてもおなかが張って苦しくなる為、背中を丸めるて猫背気味になってしまい、どうしても姿勢は崩れます。
このような姿勢の悪さにより、普段使用している筋肉に負担がかかってしまい常に筋肉に力が入った状態が続いてしまうことにより、肩こりになってしまうのです。
ただこれらの姿勢の変化はご自身では分かりにくく、気づいたころには腰痛・肩こりを発症してしまったり、股関節に痛みが出たり、様々な症状が体に出てくることがあります。
そうなる前に今現在自分がどういう姿勢をしているのかを知る必要があります。
そこで当院で行っている『姿勢分析』です。
痛みの出る前にお身体の歪みを調べることにより、歪みを知ることができ、その歪みに対して施術を行うことにより妊娠という体の変化が大きい時に歪みを抑えることができるので、痛みを事前に防ぐことができます。
また、痛みが出てしまった後でも、姿勢分析によりお身体の歪みから痛みの原因を特定することができ、歪みを整えて体の根本から改善して痛みの再発を防ぐことができます。
妊娠によって体の変化は避けて通れませんが、産後に体の痛みがストレスにならないようにするためにも事前にご自身の身体の歪みを確認しておくことをお勧めします。
女性が出産前後に抱える歪み
骨盤が歪むとどうなると思いますか?
骨盤は体を支える土台のようなものです。
その土台のバランスが悪くなると、まず。身体を支える負担が腰より下の膝や足首にかかってきます。
そういった負担が続いていると膝や足首に痛みが出てきてしまい、酷くなると変形してしまい長年付き合う症状になってしまいます。
また、膝、足首以外にも骨盤についてる背骨も骨盤と一緒に歪んでしまいます。
その背骨の歪みを戻そうと周りの筋肉が常に頑張り続けてしまいます。
そういった筋肉の疲労により腰、肩、首といった身体全体の痛みやだるさが出てきてしまいます。
次は骨盤の特徴について説明していきます。
男性の骨盤と女性の骨盤の形はそれぞれ違っており、男性の骨盤は運動性を重視して縦に長くなってるのに対して女性の骨盤は産道を作ったり、胎児を育てる空間を作るために横に広く作られています。
そのため女性の骨盤の方が、バランスが取りづらく歪みが生じやすいです。
さらに、出産前後はプロゲステロンやリラキシンといったホルモンが分泌されます。
これらのホルモンの役割としては、骨盤の柔軟性をあげて、産道を広げるといったような効果があります。
これにより骨盤が広がりバランスが悪くなり、歪みが生じやすくなります。
また、妊娠中におなかの負担を減らすため、横に向いて寝ることや出産後赤ちゃんに添い寝する為に横に寝るなど今までの生活との変化が増えていきます。
こういった元々の骨盤の形やホルモンバランスの問題で歪みやすくなった上で些細な生活の変化の積み重なりにより骨盤に歪みが出来ます。
初めに書いた通り、骨盤の歪みをそのままにしておくと身体のどこかしらに痛みやだるさが出てきてしまい、ひどいと長年付き合う痛みになります。
そうならないためにも、下記のチェック項目で確認していただき当てはまる内容があればご相談ください!!
★出産前後における歪みがあるときの特徴
✅仰向けで寝たときに腰やお尻のあたりに違和感がある
✅左右の足やズボンの裾の長さが違う
✅片足に体重をかけて立つことが多い
✅スカートがクルクル回る
✅左右の腰の高さが違う
✅靴底の減り方が左右で違う
✅しゃがんで立ち上がる時違和感を感じる
✅起床時の起き上がりに腰のあたりに違和感がある
★歪みがあるときに起こりやすい体の不調
✅股関節がズキズキする
✅生理不順
✅腰痛、肩こり
✅ぽっこりお腹
✅下半身太り
✅尿漏れ、便秘
✅冷え、むくみ
✅内臓機能低下
✅自律神経の不調
★出産前に自宅でできる対処法
✅運動(ウォーキング)
ウォーキングを行う時期はつわりが落ち着いた16週頃から始めるのが最適です。
切迫早産などの危険がある場合は避けてください。
妊娠中は週に最低150分の有酸素運動が理想とされています。
なので、1日30分程度のウォーキングを5日間行うことで賄えます。
普段運動をすることがない人にはなかなか難しいかと思いますが、
最初はできる範囲で行い、徐々に時間を伸ばしていきましょう。
気分のすぐれないときやお腹が張っているときなどは無理に運動しないようにしてください。
ご自身の体調に合わせてもらって大丈夫です。
外で運動するときは万が一に備えて母子手帳を忘れずに!!
✅軽いヨガ
マタニティヨガは出産に必要な筋力や呼吸法が身に付きます。
安定期に入った妊娠中期から始めるのが良いとされています。
下の図はキャットアンドカウというポーズになります。
四つん這いになり、背中と首をそらして次に背中を丸めます。
しっかり呼吸を行いながらやりましょう。
ただし、長時間横になったりじっとしたりするポーズは低血圧を引き起こすことがあるので注意してください。
✅身体を温める(半身浴)
40℃ぐらいの温度で30分程度がお勧めです。
半身浴では肩を冷やさないようにバスタオルを羽織ったり、かけ湯をして肩周りを冷やさないようにしましょう。
長湯はのぼせや立ちくらみに注意して無理のない入浴を心がけてください。
✅骨盤ベルト
✅ストレッチ
✅マタニティスイミング
★この症状が出ると危険
✅足の痺れ ・・・ 妊娠初期は腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症など腰背部痛の悪化が多い為。
✅膝の痛み ・・・ 身体の重心が偏っており、片方の足に負担がかかって、放っておくと軟骨のすり減りなどが悪化する為。
マタニティ整体はいつから?
妊娠中のママさんは様々な症状を訴えます。 例えば、首コリ、肩こり、頭痛、腰痛、股関節の痛み、骨盤の歪みなどなど。 そんなつらい症状も妊娠中だからといって我慢している人も多いのではないでしょうか? 実は妊娠中でもリスクを避ければ整体を受けていただくことで出産に優位に働くことがあります。 マタニティ整体は安定期に入ってから(妊娠5か月~妊娠9か月頃まで)行っています。
★リスクとして
✅お腹への圧迫
✅ボキボキする施術
✅主治医からストップがかかっている方
✅無理な姿勢での施術 があります。
当院では、上記の内容に注意しながら事前のカウンセリングをしっかり行っていますのでご安心ください。
そして実際に施術していきますが、横向き、仰向け、座位での施術を行っており、この中で楽な姿勢をおっしゃっていただければ対応させていただけます。
マタニティ整体を行うことで硬くなった筋肉をほぐしながら骨や骨盤の歪みを整えたり、痛みの解消のほか全身の血流が良くなることでリラクゼーション効果もあります。 そのほかにも骨盤の歪みを治すと逆子の防止をすることもできます。
また鍼灸治療でツボを刺激することで自律神経の乱れを改善して妊娠中のストレス緩和やつわりの緩和も期待ができます。
—————————————————―――――――――
「どのような痛みも根本から改善!」
—————————————————―――――――――
\ バランス整え元気な毎日! /
周りの同世代より健康なカラダへ
【住所】
神戸市須磨区中落合3丁目1-440-103
神戸市営地下鉄名谷駅徒歩3分 *ルッカビル裏公団の1階にあります!!
【電話番号】
078-792-8444
【診療時間】
平日・日曜:午前9:00~12:00 午後14:00~19:00
土曜:9:00~14:00
木曜定休日
*木曜日以外の祝日も通常通り診療しています。
(2022年9月28日)