当院のスーパー治療器超音波

今日はまちのでも非常に使用する事の多く大活躍の超音波治療器についてお話していきたいと思います!

超音波治療器の特長は、1秒間に数百万回のミクロ振動と温熱による刺激が体の深部まで届くことです。
赤外線、マイクロ波と温熱治療器には様々ありますが、この超音波が一番深いところまで熱を加えることができます。

深い患部と浅い患部には周波数を使い分けて超音波を照射することができ超音波の出力レベルを変化させたり、振動の間隔を変化させたりすることで、様々な施術が可能になるのも超音波の凄いところです。

具体的に、超音波が体にもたらす効果を肩こりを例としてご説明していきます!

肩こりは、肩回りの血流が悪くなり、筋肉が収縮して固まっている状態です。
そういう状態だと血液中にある老廃物が排出されにくくなり、筋肉の中に疲労物質が溜まってしまい、これが肩こりを引き起こしてしまいます。

そこに超音波治療器を当てることでミクロ振動によって温熱効果が加わり血管が拡張して血流を促進し肩の筋肉に溜まっている疲労物質が流れ出すという仕組みです。
超音波治療器を照射するときは、患部に確実に照射するために照射用のゲルを塗ります。
超音波は空気の中を伝わらないため、治療器と体との間に超音波伝導物質が必要になります。
超音波を患部に照射するとき、症状に合わせて出力レベルを調整して照射します。
連続して100%照射すると温熱効果が得られ、20~50%の照射では非温熱効果(ミクロ振動細胞活性化)が得られます。
痛みや暑さ、違和感は基本的にほとんど感じませんが炎症反応が出ている部分は温熱効果によりズーンと響きます。

超音波治療器による温熱と非温熱で得られる効果は以下のような効果です!

温熱効果
組織の収縮機能改善、血流の改善、疼痛緩和、筋肉の緊張をほぐす、骨格筋の収縮機能改善。

非温熱効果
細胞膜の活性化、炎症の治癒、細胞組織液の運動活発化、むくみの軽減。

超音波治療器で役立つ症状は以下のような症状です!

温熱効果
慢性痛、肩こり、ギブス固定後の拘縮、術後の癒着、瘢痕。

非温熱効果
靱帯損傷・腱損傷、捻挫・打撲、創傷、潰瘍、局所の浮腫。

ただし以下のような方や部位には超音波治療器を照射する事はできず禁忌とされています。

脊髄疾患(多発性硬化症、脊髄灰白質炎、脊髄空洞症)のある方、知覚障害のある方、ペースメーカーを埋め込んでいる方、
成長期の子どもの骨、心臓、生殖器官、内分泌器官、悪性腫瘍がある部位、虚血部位、眼。

このように色々な症状に対して超音波は効果を発揮します。

当院でも骨折の患者様や筋肉に血腫が溜まった方など様々な場面で早期回復に効果を発揮しています。

スポーツをされていて怪我をして来院していただいた方にも喜んでいただけています。

(2021年3月10日)

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