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手を使う時に手首の小指側が痛い!それはTFCC損傷の疑いがあります。
こんにちは!!
まちの整体整骨院です。
患者様から、今日ドアノブを回した時手首に痛みがあったんです。
こんな相談がありました。
いろいろ検査した結果TFCC損傷の疑いがありました。
TFCCとは、三角繊維軟骨複合体といい、手首の小指側に位置します。
橈骨と尺骨の間を結んでいる靭帯や腱、軟骨などの軟部組織によって構成され、手をついて転倒したり、スポーツや日常生活での使い過ぎにより炎症がおこり症状が出現します。
どんなことをしたら痛みが出るかというと、タオルを絞ったり、ドアノブを回すとき、手首を小指側に曲げることで痛みが生じます。炎症がひどい場合には安静時でも痛みを訴え、腫れや熱感を生じます。
TFCC損傷のリスク因子
・加齢
・グリップ動作を行う野球、テニス、ゴルフなどのスポーツをする人
・関節リウマチや痛風を持っている方
などがあります。
今回の場合、裁縫をよく行う方で手首の使い過ぎによって日ごろから軽微な損傷が続いたことがまず考えられました。
そして、手をついた時に痛みが一度あったようですが、その時は痛みは少し落ち着いていたが、ドアを開けようとした時に特に痛みが強く出たようで、その際に特に損傷が大きくなったことが今回の痛みの原因になっているのだろうと考えられます。
治療としては、前腕から手の筋肉の緊張を取り除き、炎症を抑えるために超音波治療を行っていきました。
施術後は、疼痛の軽減が認められましたが、日常生活に起きて使うことが多いので、テーピングで手首の保護を行い、過度のストレスが手首にかからないようにしていきました。
特に転倒して手をついたわけではないのに痛みがあるような方は、日常生活で手を酷使することが多い可能性があります。
そのほかグリップ動作を行うスポーツをされる方も痛める可能性があります。
もし、手首の痛みでお困りの際はぜひご相談ください!!
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(2020年5月4日)
モートン病とは?
モートン病
モートン病とは、足の指の間を通る神経が圧迫されることによっておこる神経障害の一種です。
足の中指(第3足趾)と薬指(第4足趾)の間にピリピリとした痛みやしびれ、灼熱感(焼けるような熱さ)を感じます。
足の人差し指(第2足趾)と中指(第3足趾)の間にも起こることがあります。
歩行中やランニング中などで地面を蹴り上げた時、つま先立ちをした時などに症状がみられます。
特に中年以降の女性に起こりやすい疾患になります。
足趾の付け根には隣り合う足趾同士をつないでいる靭帯(深横中足靭帯)があり、このすぐ足底側(足の裏側)を神経が通過するため、靭帯と地面からの圧迫により生じます。
(原因)
・ヒールが高い靴(4cm以上)、ヒールが細く安定しない靴を履いている
・靴のつま先が細く足先が圧迫されている
・ソールや中敷きが薄い靴を履いている
・仕事でしゃがむことが多くつま先立ちになりやすい
これらの原因によって起こる可能性が高くなってきます。
足の裏にはアーチと呼ばれるカーブがあり、特に横アーチが重要になります。
足をつま先側から見てみると本来山型になっていればいいのですがこの横アーチがなくなると真っ平らになり前足部への負担が多くなります。
ここで横幅が細い靴を履いてしまうと圧迫する力が強くかかりすぎてモートン病の原因になります。
(診断)
隣り合う中足骨の先端の間にしこり(神経の腫れ)を確認したり、その部位をたたいて足先にピリピリとした痛みがあればこれを疑います。
そのほか、足趾を背屈(つま先を上げる)、つま先立ちをする、第1趾から第5趾を包み込み横から圧迫すると痛みが誘発されるか確認します。
もちろん直接レントゲンなどを撮って画像から診断することもあります。
まずは安静にして使わないようにするのがベストですが歩かないということは生活に支障をきたしますので部分的にそうはいきません。
一般的な対処方法としては、
・足底のマッサージ
・電気療法
・温熱療法
・テーピング
・インソール(中敷き)
・消炎鎮痛剤・ブロック注射
があり、それでも改善しない場合には手術が適用されることもあります。
当院では、足の裏の痛みによって歩きかたや、体のバランスが崩れてしまっていることもあるので体の根本から診させていただきます。
崩れた足の裏のアーチによって負担がかかった筋肉をほぐしていき、鍼灸、テーピングなどを行っていきます。
体のバランスが崩れることによってゆがみも出てくることがありますのでその調整も行います。
足の裏の痛みには、足底筋膜炎や開張足による中足骨骨頭痛などほかにも原因があります。
痛みの原因を見極め適切な治療をしていくことが必要になってきます。
そうならないためにも違和感があれば、すぐに専門の先生に診てもらうことをお勧めします。
(2020年4月27日)
骨盤底筋の必要性
骨盤底筋の鍛え方と効果
骨盤底筋とは、骨盤の底(恥骨、尾骨及び坐骨の間)にある筋肉の総称であり、骨盤内臓器を下から支え、排尿、排便をコントロールする働きがあります。
この筋力が落ちることにより、内臓が下に下がってきて、おなかが出たり、内臓の機能が低下して代謝が落ち脂肪も付きやすくなります。
筋力低下だけではありませんが、加齢とともに臓器が骨盤から逸脱して骨盤臓器脱を引き起こすこともあります。妊娠を経験したことのある方の50%以上が軽症のものでも症状がみられるそうです。
そしてもう一点、筋力低下により尿漏れが起きやすくもなります。
(骨盤底筋筋力低下による症状)
・尿漏れ
・頻尿
・便秘
・ポッコリおなか
・代謝低下
・骨盤臓器脱
・腰痛
・O脚、X脚
・プロポーション崩れ
構成する筋肉は浅層と深層に分かれます。
(深層)
・恥骨直腸筋
・恥骨尾骨筋
・腸骨尾骨筋
・尾骨筋
(浅層)
・球海綿体筋
・坐骨海綿体筋
・外肛門括約筋
・深会陰横筋
・浅会陰横筋
によって構成されます。
骨盤底筋群は上部から臓側骨盤隔膜、骨盤隔膜、尿生殖隔膜という3層構造になっています。
①第1層:臓側骨盤隔膜
骨盤腔内の臓器の表面を覆い、臓器間を埋める結合組織
②第2層:骨盤隔膜
肛門挙筋と尾骨筋からなる
・肛門筋
前部:恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋
後部:腸骨尾骨筋
・尾骨筋
③第3層:尿生殖隔膜
恥骨結合と、両側の坐骨結節との間にあり、上下の筋膜層からなりその間に浅・深会陰横筋、球海綿体筋、坐骨海綿体筋、尿道括約筋がある。
骨盤底筋群にアプローチとして対象となるのは、第2層の骨盤隔膜内の筋肉になります。
骨盤底筋群は休息時にも常に活動して、姿勢保持筋としても重要な役割があります。
骨盤底筋には速筋と遅筋があり、速筋はくしゃみなどをした時に瞬時に尿が漏れないように尿道を閉める役割があり、遅筋は尿道を閉め続ける筋肉で尿意を感じてから排尿をがまんする働きがあります。
速筋と遅筋の割合としては遅筋のほうが多いという特性があります。(速筋30%、遅筋70%)
この遅筋繊維は姿勢保持に重要な比較的弱い力で持続的に働く特性があります。
姿勢保持のために上肢を上げる際先行的に作用する予測的姿勢制御の反応が腹横筋にはありますが、同時に骨盤底筋も作用します。
体幹の安定性や姿勢保持に必須なのが、体幹のインナーマッスルです。
これは、横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋によって構成されます。
これらがバランスよく働くことで、腹腔内圧を保ち腰部に負担のかからない姿勢を保つことができます。
骨盤底筋の筋力低下などにより、下側からの支えが不十分になり内圧が保てなくなって腰痛を起こすこともあります。
呼吸運動の際にも横隔膜と協調して骨盤底筋が働きます。
息を吸う際は横隔膜は下降し、骨盤底筋は弛緩します。
息を吐く際は横隔膜は挙上し、骨盤底筋は収縮し挙上します。
女性の場合、妊娠期にはリラキシンと呼ばれるホルモンが分泌されます。出産の際骨盤の中の産道を通って赤ちゃんが生まれてきますが、本来の骨盤の大きさでは通ってこられないため靭帯や関節を緩めて骨盤を広げるために出てくるホルモンです。
これは出産後次第に分泌しなくなるものですが、出産で骨盤が歪んだ状態のままで固まってしまうことがあります。
この出産のときに骨盤が広がるので骨盤底筋も一緒に緩みますが、骨盤が歪んだままで固まると、骨盤底筋にも余分なストレスがかかってきてしまいます。
ですので骨盤底筋を鍛えるのも重要ですが、同時に骨盤を矯正することも必要になってくるわけです。
では、これらの筋肉を鍛える方法ですが、まず呼吸にも関与するということで一番簡単な方法としては
腹式呼吸になります。横隔膜と協調して働くことから、横隔膜も意識しながら行ってください。
ケーゲル体操
・仰向けになり足を肩幅に開いて膝を立てます。(リラックスした状態で)
・肛門と尿道を閉めて体の中に引き上げるように力を入れて5秒キープ
・キープ後に10秒間リラックス
・5回5セットを目安に行ってください。(あくまでも回数は目安です。)
この運動の際に注意することとして、腹筋に力が入らないように行ってください。
速筋繊維を鍛えるには、グッと閉めてすぐ緩める動作5回を5セット(速いテンポでの運動)
遅筋繊維を鍛えるには、5秒間グッと閉めて10秒間緩める動作5回を5セット(持続性のある運動)
骨盤が歪んでいる場合は骨盤を矯正してもとの位置に戻し筋肉へのストレスを改善して、こういった筋力トレーニングを行っていくことで効率よく筋力アップが図れ、上記に書いた症状の軽減にもつながります。
(2020年4月20日)
骨粗鬆症を予防する為に知っておきたいこと!!
皆さん骨に自信はありますか?
最近の話ですが、当院の患者様が家で横になっていて起き上がろうとしたときに圧迫骨折になってしまいました。
何の変哲もない日常の動作の中でもこういったことが起こってしまうことがあります。
まさかそんなことでと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、骨粗鬆症になると、骨がスカスカになり、くしゃみや咳、椅子に座ろうとして背骨の圧迫骨折を起こすことだってあります。
前回は女性に骨粗鬆症が多い原因を説明しましたが、今日は、【6つの法則で骨質を高め骨粗鬆症を予防】するためのお話をしていきたいと思います!!!!
骨粗鬆症は、早期にリスクを知り、対策することで予防や管理が可能になってきます。
有効な対策を施さないでいると、たとえ平均寿命が延びたとしても、骨折のリスクを抱え、健康寿命が短くなり、自立した生活をおくれなくなる恐れがあります。
特に、女性の健康においては、骨粗鬆症は深刻な病気です。多くの女性は、加齢にともない骨粗鬆症のリスクが上昇することを知らず、予防措置がとれていないことが多いです.
骨粗鬆症は、骨吸収と、骨形成のバランスが崩れることで発症します。
閉経後の女性は、骨形成に対して骨吸収のほうが優勢になり、骨質が低下しやすくなります。
国際骨粗鬆症財団は、骨質を高め、骨折を防ぐために、次のことを勧めています。
(バランスの良い食事)
カルシウムと、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含む食品をとる。
カルシウムは乳製品や大豆製品、小魚、緑黄野菜、海草などに多く含まれます。
毎日の食事で、カルシウム200mg(牛乳1本分)を摂取することを心がけましょう。
(ダイエットに注意)
ダイエットをして栄養が不足すると、必要なカルシウムの摂取量も減少します。
若い女性が厳しいダイエットをすると、中年以降に骨量の減少が起こりやすくなります。
無理なダイエットをせずに必要な栄養素をしっかりとることが大切です。
(骨を強くする運動)
骨を丈夫にするために、食事と同じくらい運動が大切になります。
若いころに運動をしなかった人は、年齢が高くなると骨が弱くなり、骨折しやすいことが知られています。
若い頃から、30分の運動を週に3~4回行うことを習慣にすることで、骨粗鬆症を防ぐことができます。
有酸素運動に筋力トレーニングを取り入れるとなお効果的です。
年齢とともに筋力トレーニングをおこなうことも重要になってきます。
(日光を浴びる)
ビタミンDはカルシウムの吸収を良くし、骨形成に欠かせない成分で、食事からだけではなく、日光浴を行うことでこれにより、皮膚でもつくられます。
夏なら木陰で30分程度、冬なら手や顔に1時間程度、日の光を当てることを心がけましょう。
(喫煙とアルコールに注意)
喫煙と過度のアルコール摂取は、骨粗鬆症のリスクを高めてしまいます。
体重のかるいやせた女性ほど、アルコールの弊害を受けやすいので注意が必要です。
(検査を定期的に受ける)
閉経後は、正規的に医師に骨の健康状態を評価してもらうことが必要となってきます。
骨折リスク評価(FRAXなど)を依頼し、必要と診断された場合は骨密度検査を受けましょう。
治療が必要と診断された場合は治療が必要になってきます。
現在では多くの種類の骨粗鬆症の治療薬が使用されています。
骨粗鬆症になり骨折をすれば、部位にもよりますが長期間の固定や安静が必要になる事もあります。
そうなれば体のほかの部分にも様々な問題が出てくることもありますので大変です。
そなならないためにも、このポイントを抑えておくことで、今後起こるかもしれない骨粗鬆症のリスクを少しでも少なくして
健康な日常生活を送れるようにしてみてはいかがでしょうか。
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(2020年3月28日)
女性が骨粗鬆症になりやすい理由とは?
女性が骨粗鬆症になりやすい理由
女性に骨粗鬆症が多い理由として、ホルモンの影響があります。
エストロゲン(女性ホルモン)が、8・9歳ごろから卵巣で分泌され、30代半ばでピークを迎えます。
40代から減少していき、閉経後にはこの分泌がなくなります。
エストロゲンは、骨芽細胞の働きを助けて、破骨細胞の働きを抑制する。腎臓での活性型ビタミンD生成を助ける働きもあるため、このホルモンの減少により、骨吸収を抑える力が弱くなり、骨吸収が増加してしまいます。
そのため、骨がもろくなりやすくなってしまいます。
閉経を迎えた人は1日に1000から1500mgカルシウムの摂取が必要だが、不足しがちになり血液中のカルシウム濃度が低下するため、副甲状腺からパラソルモンと呼ばれるホルモンが分泌され破骨細胞が活発になり骨吸収を促進します。
口から摂取されたビタミンDと、紫外線に当たることによって皮下脂肪に作られるビタミンDは、腎臓で活性型ビタミンDになり、腸管からのカルシウム吸収を活発にします。
年齢を重ねていくと、甲状腺から分泌されるカルシトニンと呼ばれるホルモンが低下し、骨吸収抑制の力も弱くなります。
これらのことから、女性は閉経後はエストロゲンの減少により、骨吸収が増加し、腎臓での活性型ビタミンDの生成が悪くなり、腸管からのカルシウム吸収の低下、血中カルシウム濃度の低下によりパラソルモンが分泌されさらに骨吸収が増加して骨粗鬆症になりやすくなります。
(対策)
骨は刺激を与えることで強くなるため、骨振動が重要になってきます。
1日30分程度のウォーキングや、軽い筋力トレーニングが必要。水泳は過重負荷が少ない運動になるので、ウォーキングやランニングなどのほうが効果が大きいです。
あと、日光浴も必要で、ビタミンDは食事からだけではなく、紫外線に当たることでも作られます。
夏なら30分ほど、冬場ならば1時間ほど日光浴するのも効果があります。
そのほか、マッサージやウォーターベッドも骨に刺激を加えるため効果が期待できます。
発酵食品や、食物繊維を多く摂取して腸内環境を整えたり、7時間は睡眠時間を確保して良質な睡眠をとること
体を動かしたり、血行を良くすることで女性ホルモンの減少をコントロールすることもできます。
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(2020年3月23日)
女性が膝を痛めやすい原因とは?
女性が膝を痛めやすい原因と予防方法と治療
膝の痛みでもっとも多いのが50代で、次いで40代に多く見られます。
その痛みの多くは変形性膝関節症によるものが多く、年齢とともに膝のクッション(半月板)が擦り減り
骨と骨が摩擦を起こすようになって変形が生じます。
(女性が痛めやすい理由)
・Q角:上前腸骨棘から膝蓋骨中央を結んだ線と脛骨粗面上縁から膝蓋骨中央を結んだ線のなす角度
Q角の正常範囲として背臥位+膝完全伸展+四頭筋収縮の状態で男性は10度、女性は15度になります。
肢位によって角度は変わってきます。
Q角は四頭筋が膝蓋骨を外側に牽引する角度になることから、増大すると外反膝傾向になり、減少すると
内反膝傾向になります。
Q角増大では膝蓋骨を外側にひく力が強くなり、膝蓋骨脱臼を引き起こします。
原因として、内側広筋の弱化、内側膝蓋支帯の損傷、内側側副靭帯の損傷及び伸張、外側広筋・筋膜張筋の過緊張があります。
男性では15度、女性では20度を超えたQ角は膝伸展力を低下させ、膝の障害につながりやすいと指摘されているが、15度を超える場合には膝蓋大腿関節痛、軟骨軟化症、膝蓋骨脱臼に影響します。
男性に比べて女性のほうがQ角は大きい傾向にありこれは、女性の骨盤の形状が、男性の骨盤に比べて横長になっていて、女性は妊娠や出産に適応しなければならないので骨盤が広くて浅い形をしていると言われています。骨盤が横長になれば、上前腸骨棘も外側に移動するので、Q角は増大する。そのため女性のほうが膝を痛めやすくなっています。
閉経後はエストロゲンの減少により、男性に比べて脛骨で4倍、膝蓋骨で3倍のスピードで軟骨が摩耗します。
(予防方法)
内側広筋(VMO)が弱くなることにより、Q角が増大することから、内側広筋を強くすることと、過度に緊張した外側広筋・大腿筋膜張筋のストレッチを行う。
トレーニングとしては、パテラセッティング(膝の裏にまくらやクッションを置いて膝を伸展していき押しつぶす運動)を行う。
(治療方法)
痛みが出ている時にやるべき治療としては、大きな変形がない場合においては、周囲の筋緊張を取ることが必要になってくる。外側広筋、大腿筋膜張筋の緊張緩和と、鵞足を構成する縫工筋、薄筋、半腱様筋の緊張緩和、内側広筋、中殿筋の緊張緩和を手技療法、鍼灸治療などを併用して行う。
軟骨には神経は通ってなく、摩耗が骨まで届いていない場合には痛みを出す原因としては、周りの軟部組織によるものであるため、関節包や靭帯、筋肉の柔軟性を出すことにより、疼痛緩和ができる。
そのほか温熱療法、膝蓋骨モビリゼーション、膝窩筋を緩めることでも疼痛緩和ができます。
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